美術家 ▶︎ウェルカムボード担当
しばたみづき(SHIBATA, Mizuki)
1987東京都生まれ。東京藝術大学大学院博士後期課程油画研究領域に在籍中。
自らの制作を実験と呼び、美術における実験という表現方法の成立を目指して日々制作している。
美術表現が、見方によって定義されることとして、実験という物の見方があることに着目し、科学の実験というイベージを持たれやすいこの言葉を、実際の経験としての実験として再提示し、繰り返し行うことで見えるようになる世界について語り合えるように、その方法を表している。
見続けることによって見えてくる、見えたと思える瞬間を探り続けること、それを共有すること、そんなことができると思えるのが、私にとっての美術である。私は実験する中で様々な見方から観察することを試みている。叶うならば、過去現在未来を同時に見る瞬間としての「静かな共有」ができたらと思う。
「みることについて -つぼなんかをつくる-」
2018
粘土、木
サイズ可変
(Photo by 松尾宇人)
[web] http://mizukishibataexperiments.tumblr.com
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